一人の時間を保つことと、独りでため込むこと。

私は、基本的に一人の時間が好きだ。

人といるとエネルギーを使うし、今のところ誰かと一緒に住みたいとはあまり思っていない。

賢しらに、「でも十年後、二十年後のことを考えて…」って言う人は、

「今」を大事にしていないんじゃないかとも思う。

 

 

でもそれと同時に、独りでため込むのはよくないんだというのもよく分かる。

特に、緩やかなマイナスの状況で、プラスに変わるために行動を起こすきっかけは、

(必ずしも誰かの助言でなくても)外的要因であることは多い。

 

かといって、好むと好まざるとに関わらず、

誰かと一緒に生きることが人間には須らく必要なんだという考え方には同意しかねる。

大体、家族がたくさんいたって、大勢の人間に囲まれていたって、独りでため込む人はため込むだろう。

 

だから、思考をアウトプット「できる」場があるということが大事なんだと思う。

別に、家族みたいな深いつながりじゃなくたっていい。むしろ家族にだけは話せないことだってあるだろう。

たまに会う親友に「打ち明けたいことだけ」打ち明けるのでもいい。

話を聞くプロに「話したい話だけ」引き出してもらうのでもいい。

浅く広くの付き合いの中で、場に少しずつ思考を流し込むのでもいい。

 

大事なのは、「話したい時に、話したいことを、話す気になった分だけ」話すこと。

人間関係も大事かもしれないけど、それで悪化する程度の関係は邪魔なだけ。捨てた方が良い。

 

肝心なところで自分本位であることが大事だと思う、今日この頃。

悲劇に憑りつかれないために。